🧩NISAでは見えなかった「次の一歩」
前回考察でNISAで長期保有・運用すると資産形成できるイメージはついた。

満足度を維持しつつ生活費を下げて、資産運用費を上げる。
いろいろ見直しても、10年後に会社を辞めるレベルには成長しない。
やっぱり――
会社以外で収入の柱を作らないと無理だ!
そう思って、いろんな本を読んだりネットを見たりしていた。
職場の輪の外にいた“ていねい先輩”
ある日、職場で50歳近辺の方たちが、
「老後の年金が心配だ」「定年後も働かざるを得ない」「早く退職金が欲しい」
なんて話をしていた。
その会話を聞きながら、ふと目に入る人がいる。
輪の外に、少し雰囲気の違うあの人だ。
いつも小綺麗な格好をしていて、
感覚ではなく数字で仕事を語る。
どんな相手にも必ず「です・ます」で話す。
どこか職場の中で浮いているようにも見えるけれど、
なぜか余裕がある。
その人が、“ていねい先輩”だ。
ていねい先輩との会話が変えた価値
ある日職場でペアを組んだ際に聞いてみた。
ちゃー太:「ていねい先輩、なんでそんなに余裕あるんですか?」
ていねい先輩はこちらを向き、一呼吸置いて話し出した。
(独特の間と、話し方に引き込まれるんだよな)
「人生の目標があって、退職後に年収手取り800万円を目指してます。
リスクをとってチャレンジしてます。このまま問題が起きなければ目的達成です。
ちゃー太さんは、いつもいろんなことを考えて話してますね。
だから、教えました。口外しないでくださいね。」
――びっくりした。
会社員として残り15年を残して、もうほぼ目標達成!?
ちゃー太:「どうやって資産形成してるんですか? 教えてください!」
ていねい先輩は、じっくりと話してくれた。
ていねい先輩の資産形成術
10年ほど前から借金をして、不動産賃貸業――つまり“大家さん”を始めたという。
東京に複数物件を所有。
手っ取り早く言うと、
賃貸料 − 経費(税金・運営費) − ローン返済 = 大家さん収入。
「投資というより、お金がない人は借りて、ある人は現金で不動産を買う。
人に貸して、売って、喜んでもらう見返りにお金をいただく“事業”なんです。」
リスクはあるけれど、真剣に勉強してやれば見返りはちゃんとある。
そう教えてくれた。
さらに、合弁会社を起こして太陽光発電投資もやっているという。
「こちらは、投資だと思っています。」
スケールがでかすぎて、正直びっくりの連続。
投資ではなく「事業」としての不動産
借金は怖い。
でも、不動産は“投資”というより“事業”に近いのかもしれない。
株の信用取引やFXのレバレッジにはギャンブルの匂いが強くて、
今まで手を出さなかった。
株やFXは未来予測が難しく、
自分でコントロールできない部分が大半だ。
けれど、不動産は――
価値をある程度予想できる。
努力できる部分もある。
どこに人が集まるか。
少子化のなかでも、自治体の都市計画で“人を呼び込むエリア”は決まっている。
土地の値段はゆっくり動き、建物にも構造や広さで相場がある。
少しずつ興味が湧いてきた。
借金なしが理想だけど、
「不動産賃貸事業」――
“大家さん”という選択肢も、アリなのかもしれない。
ていねい先輩に学んだこと
ていねい先輩は言っていた。
「大事なのは“自分で動ける部分”を増やすことです。
未来は誰にもわからないけど、準備はできる。」
会社の外に、もうひとつの柱をつくる。
それは、“自分の生き方の選択肢を増やす”ことかもしれない。



