自閉症児8歳でデイ送迎拒否されたー対応する鍵はコミニケーション

自閉症児と家族の日常

この記事では
自閉症、発達障がい、知的障がい育児で
事業所に”こう坊の送迎拒否された”。

この現実を通じて
”どう工夫して解決するか”
解決策の一つを紹介。

困ってる読者様の背中をそっと支えれたら嬉しいです。

放課後等デイサービス。本人、家族に心の余裕が訪れる

「デイサービスとは自立生活や社会参加を目指す場所」*通称デイさん

身体、知的、精神問わず障がい児。
もしくは発達障がいや発達グレーゾーンを抱えている子供たちが
『将来の自立した生活や社会参加を目指す』
サポートを行う通所型サービスです。

学習色が強い、
体を使って遊ぶ色が強い、
社会性が高い活動をしてる、、など、
各デイさんが特色を活かしています。

保護者は、我が子が伸びるところ、
楽しく過ごせるところを探して
各事業所と契約しています。

てのは建前。家族には癒しの時間

建前もあります。
本人はさておき、実は家族たちは

疲れた体と心を癒す。
きょうだい児にたっぷり愛情を注ぐ。
障がい児と一緒にはできない買い物。
支援のおかげで有意義に過ごせるので大変助かります。

送迎付きの事業所は本当に助かる

特別支援学校の下校【⇔】デイさん【⇔】自宅

デイさんは【⇔】部分を送迎してくれる事業者があります。
これは時間を有意義に使えて、
保護者にとって大変助かる仕組みです。

でもビジネスなんだよね

利用者のデイ利用料は下記の通り上限が決まっています。

区分世帯の収入状況負担上限月額
生活保護生活保護受給世帯0円
低所得市町村民税非課税世帯0円
一般1市町村民税課税世帯
(所得割28万円(注)未満)
通所施設、ホームヘルプ利用の場合4,600円
入所施設利用の場合9,300円
一般2上記以外37,200円
引用:厚生労働省ホームページより
ホーム政策について分野別の政策一覧福祉・介護障害者福祉障害福祉サービス等>障害者福祉:障害児の利用者負担

事業所もこれではスタッフ人件費、
事業者費用など採算がとれませんよね。

調べてみると。
1割ほどは私たち利用者、9割は国保連が負担している。
福祉って有難いなぁと感じます。

単位という基準ごとに報酬がきまっていて、
事業所の預かり時間が長いと報酬増
障がい程度の重い子を預かる事業所は報酬増
保育士などの有資格者がいると報酬加算
など。。

又、『今回のメインである、事業者が送迎』は
報酬加算されることが分かりました。

つまりは神様であるデイさんは、ビジネスでも有るってことです。

じっと座れない子は送迎お断りされます

こう坊が8歳の頃、送迎拒否された

デイさんの運転手一人で、障がい児4人を送迎。
『こう坊だけ』じっと座れない、
車内シートベルトから抜け出す、車内を動いてしまいます。
”命に係わる危険行動ですから”と送迎をお断りされました。

こう坊自身はとっても大好きなデイなので、
保護者が支援学校からデイさんへ送る
 +終了時にデイさんにお迎えをする。
週1回を6カ月間送迎していましたが、
負担が大きく別のデイさんに移りました。

デイさんの気持ちも分かるけど、
なんとか折り合いつけて対処したかった悲しい思い出。

どうすればじっと座れるのか

これに関しては現在進行形で困ってますが
我が家なりのアイディアを記します。

暫定解決策は腰ベルトだけ掛ける

体が小さい子なので、まだチャイルドシートに入ります。

肩ベルトは外して、腰ベルトだけ掛けます。
2025年現在10歳ですがアト3年は凌げます。

肩ベルトをかけない→腰ベルトだけ掛けています

脱出を防ぐ、、
サイズアウトまではこれが押さえとして効いてくれるはず。。

チャイルドシートを”購入して貸与”で送迎の承認もらう

ちょっとしたテクニックです。
デイさんとコミニケションを取って困りごとを伝える。

どうすれば対応できるかを伝え、
自らチャイルドシートを購入、貸与する事を提案するのです。

この提案は現在4か所通ってますが、NGなし。
「ポイントはデイさんに通う前から、
 座席に座れないことを頻繁に伝えて
 対応策を伝え提案する事に限ります」

小さめの車で横に座ってもらうVIP対応

デイさんとコミニケションとっていたら
逆に提案もらった進化形。

あるデイさんでは2人で送迎対応。
小さめの自動車でこう坊の横に補助員が座ってくれる。
こう坊の動くスペースをなくすと
”チャイルドシート無しで送迎できるか?”チャレンジ。
など将来に向けて特別対応してくれています。嬉しすぎる。

誰かに伝える、助けてもらう。

もうちょい大きくなったらどうしよう。。マジで最近の悩みです。

ですが送迎拒否されて成長できた事があります。

困ったら抱えすぎない、伝える。助けてもらう。
送迎拒否されたデイさんに、気落ちすることなく
コミニケションとれてたら今も通えてたかもしれません。
(ダメだったら違う場所に行くだけですので)

生活に少しの工夫を加えるだけで、
こんな風に未来が変わるかもしれません。
ぜひ一緒に取り入れていきませんか。

でわ今回はこの辺で!

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