【自閉症×服の着脱】10歳で“自分で服を着れる”までの7年間|親がやめたこと・続けたこと

自閉症児と家族の日常

自閉症、発達障がい、知的障がい育児で
「服を嫌がって泣く」「冬でも裸で過ごそうとする」
そんなお子さんにどう対応すればいいか悩んでいませんか?

そんな悩みを抱える親御さんに向けて書きました。きっと大丈夫!

”10歳”ついに上着を自分で着る

服を7枚重ね着してます。やりすぎw

自分で服をチョイスして、着れました。
ボタンやジッパーのある服は、補助が必要ですが、、、

いままでの事を振り返るだけで、凄すぎるよ。。

👕服を着ることが出来なかった息子

服を着るって社会的な行動だと思うんです。知的障がい、発達障がいの中でも、
社会的なコミニケーションが特に苦手な子達がいます。

こう坊は感覚がとても敏感で、服を着るのが大の苦手でした。

特に靴下は「世界一イヤなもの」レベル。指先が締め付けられる感覚がどうしても耐えられないのです。

年中無休で裸足です。

服の素材・タグ・袖の感触、どれを取っても不快。「服=痛いもの」「必要のないもの」という認識が強く、毎朝の支度は本当に大変でした。

靴下は諦めるとして、身辺自立(身の回りの事を自分で行う)に向けて自ら脱ぎ着する事が目標でした。

7年間の試行錯誤|あの手この手で“服”を教える

●こどもチャレンジに託す
こどもチャレンジポケットに入会して、しまじろう様に託した事も。
ムスメがお世話になっている、ベネッセ様も発達障がいには効果なかった。

●服を脱ぎ着する動画をエンドレスで視聴

●ズボンの片足だけサポート
ズボンの片足だけサポートして後は待ってみる。
⇒脱ぎ捨ててパンツ一丁になりました。

●頻繁に着替え
ご飯食べる時の服。外出の服。部屋着を分けてこまめに着替える。
服に目的がある事を感じて欲しかった。

●肌触りがいい服で差をつける
服に愛着が湧くように、手触りのいい服、ざらざらしてる服を
用意して違いを感じてもらう

●関係先みんなに協力してもらった
療育施設、学校、デイサービスさんなど各所の協力で続けてきましたが。
5年ほど成果が上がることはなく、、、

諦めた。着る意思が出るまでほかっとく

妻ちゃん
妻ちゃん

もういいや!無理に着せるのやめよう。

外で服を脱いでた事を思えば、服を着るだけで🌸はなまるじゃん。

ほかっとこ。笑ってくれるならイイよ

ちゃー太
ちゃー太

(思い切りいいな、でも確かに。。)

そだね。まぁ生きてるだけでいっか。

その瞬間から、私たちは“焦り”を手放しました。

「服を着れなくても、生きてるだけでOK」と思えたのです。

この“諦め”が、結果的に大きな転機になりました。

(こうゆう妻ちゃんの切替、、なんだかんだ尊敬してます。)

”9歳”「着たい服」が出てきた|こう坊の意思表示

不思議なもので、私たちが力を抜いた頃から少しずつ変化が。

●学校の出校時は体操服を持ってきて、着せてもらう。
●水着を水遊びだと理解して、
プールバックに入れる。
●家に着いたら部屋着を
親に持ってくる。

コレってスゴイ成長なんですよね。

服と生活の“目的”がようやく結びついたのです。

「着たい」「必要だ」と感じた瞬間から、行動が変わり始めました。

🌈 そして10歳の春、自分で服を着た!

そっとサポートに徹する

そうなってくると自分で服に顔を突っ込んで、
顔なしごんべぇになったり。ズボンを頭にはめたり。

こう坊のチャレンジが嬉しくて、そっとサポートしてきました。

きっかけ–長袖にこだわりを見せた

2025年の春ごろ、何故か長袖が気に入ったらしく、
衣替えで半袖に変えても、長袖を持ってきて重ね着を強要。

Tシャツ×ロンT×ロンT×ロンTの重ね着がつづきました。
好きすぎだろ。家族みんな大爆笑。

家族みんなで寝かしつけ。ウトウトしていると

ガチャ、ガサガサ……と物音が。
ロンTを着てやってきた!(マジで??)

こう坊が洗濯機の中から お気に入りのロンTを引っ張り出して、自分で着ていたんです。

しかも、Tシャツ×ロンT×ロンT×ロンTの重ね着。やりすぎ(笑)

でも、その姿に家族全員が大爆笑&拍手。

「ついに自分で着た!」 喜びと驚きで、涙が出ました。

こう坊の写真を、chatGPTでイラスト画像にしてもらいました。
可愛いすぎる。

こう坊から学んだ“待つ”という支援。尊重する事。

この経験を通して痛感しました。

「親が急がないこと」こそ最大の支援かもしれません。

無理に手伝わず、焦らず、本人のタイミングを信じて待つ。

それが“できた瞬間”の感動を、何倍にもしてくれます。

それが“できた瞬間”の感動を、何倍にもしてくれます。

まとめ|焦らず、信じて、見守る力

服を着ることは、ただの生活動作ではなく「社会とのつながりの一歩」。

こう坊は自分のペースで、その一歩を踏み出しました。

同じように悩む親御さんへ。 焦らなくて大丈夫。 きっと、ちゃんとその時が来ます。

関連記事

よく読まれている記事です。良かったら見てください。

タイトルとURLをコピーしました