自閉症児・知的障がい児の将来について

経済的自立

*2006年*『金持ち父さん貧乏父さん』

高校を卒業して入社前、実家に置いてあった
『金持ち父さん貧乏父さん』を読んだのが良かった。(ロバートキヨサキ著書)
父は口で言っても理解しない私に、お金との付き合い方を教えたかったんだと思う。

『自分が働くのではなく、お金に仕事をさせる』ってなんとなく理解して
『私は会社に労働力を差し出してるんだな』って意識できてたのは良かった。

『自分が働く』フロー収入:労働の対価による収入

『お金が働く』ストック収入:保有資産からほぼ自動的な収入
            (株、不動産、楽曲、youtubeチャンネルなど)

会社を10年後辞めて、家族で夢(仕事?)を見つけるためにストック収入=柱が欲しい

入社してやったきた資産運用

2007年ごろから
・財形貯蓄
・社内持ち株制度
・投資信託
それぞれ、月1万程度から少しづつ、上げていってた。
*戦略とか無し、それとなく。

2012年から株運用を開始。
これも出口とか無し。老後資金とかやりたいことが見つかったら運転資金。といった感覚。

*2010年代半ば*結婚~出産~持ち家購入

妻ちゃんと恋愛結婚して、『賃貸代もったいねぇ、いつかはマイホーム!』
ノリで買った。幸せだけど、多額のローンを背負い財政面では大きなマイナス。
大きな会社の近く、駅まで歩ける距離、商業施設や学校近くなど資産性が下がりにくい土地を
選んだのはギリ良かった。

この頃、『こう坊』は、ほかの子と違う?違和感や育てにくさを感じて悪戦苦闘。
こーぼーは3歳で自閉症診断。
『なにがあっても愛するこう坊』
『障がい名がついただけ、こーぼーの幸せな将来につながる』
不安をかき消すかのように、何度も妻ちゃんと確認しあった。

自閉症児・知的障がい児の将来展望

基本的に、成人するまではほぼお金は必要ないと分かった。
問題は①成人してから②親亡き後の資金繰り課題

①20歳から等級に応じて障害年金が支給(R5年支給額、毎年改定有り)

食事や身の周りの事を行うのに全面的援助が必要、
かつ会話による意思疎通が不可能か著しく困難である為、
日常生活が困難で、、、、、

常時援助が必要⇒【1級】972,250円/年=81,020円/月
援助が必要⇒【2級】780,900円/年=65,075円/月

ほぼ対象になるだろうけど、1級2級どちらかは全く分からない

②親亡き後、障がい者グループホームもしくは入所施設が現実的のようだ。
他に見てくれるとこは、検索しても分からなかった。
健常児のムスメちゃんに託す手もあるけど、彼女には好きな人生を歩んでほしい。
たまにお金のコントロールを少しだけ見てくれたらうれしいけど。

知的障害者グループホームと入所施設の違い | 知的障害者入所施設 六甲園 (rokkoen.jp)

知的障害者入所施設(障害者支援施設)での生活に必要な費用 | 知的障害者入所施設 六甲園 (rokkoen.jp)

知的障害者グループホームでの生活に必要な費用 | 知的障害者入所施設 六甲園 (rokkoen.jp)

引用:六甲園様サイトより

↑はグループホーム、入所施設の違い、費用について体系的に勉強できて有難いです。

引用:日本知的障害者福祉協会『全国グループホーム実態調査報告11ページ表9より』

↑7万円ぐらいには収まるようだ。障がい年金でギリ生活できるように設計されている。

成人してから+親亡き後に必要な資金

【支出】TOTAL 120,000/月で試算
①生活必要資金はグループホーム、入所施設も4万円~7万円/月と思えば良さそう。
お高めの7万円/月で検討。
②人生を楽しむお金(趣味、お小遣い)は、保険代、交通費など+計5万円/月で試算。

【収入①】障がい年金は少ない側の265,075/月で試算
常時援助が必要⇒【1級】972,250円/年=81,020円/月
援助が必要⇒【2級】780,900円/年=65,075円/月

【収入②】こう坊:重度知的障がい者として厳しい側の0/月で試算
一般企業で障がい者雇用 目安120,000円/月
A型就労支援事業所 79,625円/月(給料) 雇用契約あり
B型就労支援事業所 15,776円/月(工賃)
その他特別障がい者手当、生活介護などあり

結果。親亡き後は
収入①+収入②ー支出=54,925/月 不足。
生活保護とかもあって実際、不足問題はないらしけど、、、、

親が亡くなる時に、
厳しめ目標で54,925/月⇒年間659100/月のストック収入とします。
死なない限りこんな問題もないので、死にたくない笑

”ただ、現実は甘くない” 調べていく内に

第1 現状―首都圏近郊における行き場のない重度知的障がい者1
1.知的障がい者の入所施設に関し、入所を希望し待機している
障がい者が全国で少なくとも18,000 人余りいることが報道され、社会問題となっている。

2報道でも触れられているが、この18,000人の待機者のうち大半が、
強度行動障害や重複障害を有する重度知的障がい者である。
特に首都圏近郊では、入所施設の待機者のみで、
東京都が1359人、埼玉県が1663人、
千葉県が537人、神奈川県が517人(推定値)と合計4000人を超えている。

3潜在的な待機者を考慮すれば4000人を優に超えると想定され、
数多くの重度知的障がい者とご家族が行き場のない状況を強いられている。

引用:福祉未来改革 ➂【参考資料2】行き場のない重度知的障がい児者の現状と課題第1より

結局、18,000人の施設待機状態。そもそも入れない。
こう坊は”重度知的障がい”の為、行き場がないことも想定される事が分かった。

まとめ

親亡き後の必要なお金を算出したかったけど、それどころじゃない!
自閉症・重度知的障がいはそもそも見てくれない社会構造に気づけた。どうしよう。。。。

健康目標。健康に生きてこう坊より1分1秒でも長生きする笑。

財政目標
■10年後会社を辞める時に必要なストック収入を決める⇒×
■ムスメの教育資金を算出、戦略を練る⇒×
■親亡き後、こう坊が生きていくためのストック収入を決める○
目標は厳しめで54,925/月⇒年間659100/月のストック収入とします。

家族と夢(仕事?)を見つける
■まださっぱり見えてこない⇒×
会社を辞めてグループホームとか施設を開設すればいいのかな。。。。

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