自閉症児「こう坊」手をつないでくれた!2歳半頃

自閉症児と家族 日常

育てづらさが日々増してきた

スペクトラム父さん「ちゃー太」です。

今回は、「こう坊」育てづらさが増してきた2歳半頃の幸せな思い出を振り返りします。

たくさん歩けるようになって、やりたい事が増えてきて
うまく親とコミニケーションが取れずイライラから癇癪を頻繁に起こしていた。

↑歩ける距離が増えてきて、親の存在を確認せず興味のある物へ爆走しちゃうんです。
(9歳の今でもよく爆走して危ない!)

イオンで遭難した経験

イオンで買い物中、目を離した際に気づいたら
ベビーカーから抜け出した事があります。
気づいた時には妻ちゃんと顔面蒼白。

死ぬ気で探し回った結果、ペットショップの犬の前でニコニコしてる「こう坊」を発見。

小さいのでエスカレーターに挟まれたり。
もし外に出て行ったら、交通事故で2度と会えないパターンもありえました。
今でも語り草ですね。本当に何事もなく会えてよかった。。。

自宅からの脱走もありました。

手をつないで歩くのを嫌がる

本当に不安で「ちゃー太」も「妻ちゃん」も

出歩くときは、「こう坊」と手をつないで歩きたいのです。

しかし、感覚過敏もあるし、
手を繋いで安心するという感覚があまりないのでしょう。
どうしても振り払ってしまう事がほとんどです。

赤ちゃんの頃から抱っこのしづらさを感じていて、
自閉症児の特徴でもある事を知るのはもっと後の事でした。

のちに生まれた健常児の「ムスメ」の抱っこした時には、
吸い込まれるような安心感があって、妻ちゃんとビックリしました!!

外来療育に通う。諦めて辞めたい日々

地域の外来療育に通い始めたこの頃。

通っていた外来療育は
週1〜2回、親子で一緒に遊びます。親子の絆を深め、全体的な発達を促すことが目的。


当時支援員さんに教えてもらったことが今でも心に残ってます。
真っ芯を捉えてる、マジで大事なことだと理解してます。
基礎となる療育は「親子の愛着形成」が、大事。
健常児の子育てと全く一緒。

愛着形成とは”親を安心できる基地”として思えるかどうか。

この人いれば安心。絶対だいじょうぶ。心の拠り所があるかどうか。
安心が保証されると目が外に向きちょっとだけチャレンジ!
少しづつできる事が増えて、行動範囲がひろがり、好循環が生まれる。

妻ちゃんは毎日頑張って通ってくれた。
駐車場から施設までたった10mの道のりを歩けず、療育に参加することなく帰宅。
みんなで大泣きしたことも。。。

通ってる子供たちの中でも「こう坊」がピカイチで大変だった。
何も変わらないこう坊を見て。

妻ちゃん「これ通ってる意味ある?もう辞めたい」

ちゃー太「分かるよう。もうちょっとだけ頑張ろう。俺も送迎やるから。」

って何度も折れそうな心を、二人で会話して奮い立たせてきた。

手をつないで歩いた!

こう坊が2歳半頃。
イオンに家族で買い物にいったある日の事。

いつもだったら駐車場からベビーカに押し込んで、行くんですね。

その日のこう坊は目線が良く合って、なんとなく歩きたそうなオーラが。。。

ちゃー太、妻ちゃんvsこう坊
2対1だし歩かしてみよう。ってチャレンジ!

↑結果。手を繋いでくれた!!!!!!!!!

療育に通い始めて半年。根気よく通った成果が。

もちろん繋いだり離したりだけど、積極的に握り直してくれることが嬉しい!

もしもこの記事を読んでいる方が
迷っていたり苦しんでいる場合。やまない雨はないからあきらめず続けてほしい。

現在進行形でこう坊には手を焼いてます。

それでも今まで出来なかった事が。ある時積み重なって出来る時が来ると信じてます。

誰かの背中を押すことができたら幸せです。

でわ!

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